1/11(土)地域資源活用×イノベーション講座を開催しました!

1/11(土)TIP「地域資源活用×イノベーション」講座を開催しました!
本講座「TAMA INNOVATION PROGRAM」(TIP)は、多摩エリアにおけるイノベーター育成を目的とした、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 白坂研究室(以下慶應SDM)と、東京山側DMC、東京山側デジタル推進機構による産学連携講座です。経済産業省「共同講座創造支援事業」。
テーマは「地域における若者が住みやすくなる事業アイデアの企画」。あきる野市の五日市をフィールドにして、東京山側DMCの西川講師、慶應SDM の大浦特任助教のファシリテーションのもと、8名で楽しくアイデアを出し合いました。
まず、1日を共に過ごすチームメンバーで自己紹介を行います。ニックネームで呼び合うことで、チームの間で意見が出やすい雰囲気を醸成します。また、慶應SDMの大浦先生より「ワークショップで多様性を活用するコツ」についてもお話いただきました。



良いアイデア(解決策)を出すには、その前段階である「解決すべき問題を設定する」つまり「問いを立てる」ことが重要です。今回は、「地域資源について考える」というワークショップの中で、「問いを立てる」プロセスを学びました。「問いを立てる」手法は複数ありますが、今回は「今あるものから考えてみる」という手法で行いました。
①地域資源をリストアップして二軸で分類する
②「インサイト」を見つける
③「インサイト」から「問い」を立てる

把握している地域資源を可視化し、それを二軸図に配置することで、今あるものの位置づけを可視化するとともに、これまで気づいていないような新しい価値を見出します。
今回は、「楽しい/日常」「もの/人」の2軸で地域資源を分類しました。地域資源を黄色の付箋でプロットし、ピンクの付箋で「インサイト」を出します。「インサイト」とは、「聞きなれないけど面白い」気づきのことです。誰も気づいていないような「インサイト」を見つけることで、より良い「問い」を立てることができます。

続いて、インサイトに対して「問い」を緑の付箋でつけていきます。良い「問い」は、「どうすれば○○を△△すればよいだろうか?」という疑問文で生成します。

あきる野市五日市の地域資源をめぐるフィールドワークを行います。東京山側DMCの探究型自然体験学習スクールで講師を務める西川さんが案内しました。道中の気づきをメモしていきます。




受講生は、フィールドワークを通して様々な気付きをメモしました。ここから「問い」を立てます。フィールドワークで得た気付き(黄付箋)を「事実」と「解釈」に分け、インサイト(ピンク付箋)を見出し、問い(緑付箋)を立てます。


いよいよ「問い」を解決するためのアイデアを考えます。強制連想法という手法を使い「シチュエーション」と「動詞」のマトリクスで、強制的にアイデアを考えます。



気づけばあっという間に終了!みなさん、お疲れ様でした!

本講座に興味がある方へ
TAMA INNOVATION PROGRAMに関心のある方は、以下のPeatixページからぜひお申し込みください。
コメント