慶應義塾大学大学院システムデザイン
・マネジメント研究科|白坂研究室監修。
「地域課題をビジネスで解決する力を身に着けたい方」へ向けた産学連携講座です。
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本講座の概要
本講座の狙い
- 多摩エリアにおける「地域資源を活かした事業を立案できる人材」の育成
- 地域活性化に興味関心がある人へ、リアルな地域課題解決の機会を提供
想定対象者
- 多摩エリアにゆかりのある方(多摩エリアの出身者、在住者)
- 地域活性化/地方創生に従事している方、興味関心がある方
- イノベーティブなアイデアを産み出す手法を学びたい方
- 慶應SDMの「システム×デザイン」思考を身に着けてみたい方
興味関心に応じて選べる4つのプログラム(詳細は後述)
12/15(日)
青梅市
1/11(土)
あきる野市
1/18(土)
あきる野市
2/8(土)
八王子市
本講座の特徴
リアルな地域課題と対峙する
本講座で取り扱うプログラムは、地域が現実に直面している課題を取り上げています。実際に地域のスポットを巡るフィールドワークを行うことで、地域の解像度を高め、現実に即した解決策を創出します。
アイデアを「思いつく」のではなく「狙って」出す思考法
イノベーションに有効な「システム×デザイン思考」の考え方により、地域課題を解決する事業アイデアを実際に考えるプロセスを学びます。コツは「良い問いを立てる」ことです。
地域活性化を志す仲間とのネットワーキング
各プログラム終了後には必ず懇親会を設けます。また、皆様の交流と共同研究/事業を行う場として「TAMA INNOVATION HUB」というコミュニティを設立します。
本講座の舞台
舞台は多摩エリアの「東京山側」。都心から1時間程度であるにも関わらず、豊かな自然環境を有します。
開催の背景
なぜ多摩エリアなのか
そもそも多摩エリアとは?
多摩エリアとは、東京都の23区以外のエリアで、30市町村から構成されます。東京都の人口のおよそ1/3、429万人が在住しています。
(令和4年1月1日時点)
多摩エリアの魅力
23区が国際経済都市であることは言うまでもありませんが、多摩エリアもまた、豊かな自然環境、独自の歴史・文化・産業を有する魅力的なエリアです。特筆すべきは都心部とのアクセスで、1時間で大自然と大都市を行き来できる都市は、世界でも東京都だけと言われています。人口900万人以上を擁する23区と、羽田空港・成田空港から入国するインバウンドを顧客とすることができ、様々な事業化のチャンスがあります。
多摩エリア×イノベーター育成
日本全国の地方と同様、多摩エリアにおいても人口減少により様々な問題が発生していますが、根本的な課題としては、地域の仕事の魅力が都心部と比して相対的に低く、若者が流出してしまうことです。
今、多摩エリアに必要なのは、「地域の課題をビジネスチャンスに変え、地域の魅力の再編集を通して事業化できる人材」です。こうした人材を育成することが、多摩エリアの長期的な発展に寄与します。
本講座で扱うプログラム
本講座では、多摩エリア(特に山間部エリア)の資源を活かすことができる4つのプログラムを用意しました。各プログラムは独立しています。関心のある講座1つを選択していただくことも、すべて受講していただくことも可能です。
インバウンド×イノベーション
コロナ禍で減少した訪日外国人数は再び増加傾向にあり、地方自治体においても、訪日富裕層をターゲットとした「アドベンチャートラベル」などが注目されています。本講座では、訪日外国人が増加傾向にある青梅市の御岳山を舞台に、インバウンド需要を地域活性化へと繋げるアイデアを考えます。
地域資源活用×イノベーション
地域資源を活かした事業化にあたっては、「そもそも何が価値のある地域資源なのか」を見出す審美眼が必要です。本講座では、あきる野市の五日市において、地域資源をめぐるフィールドワークを行い、地域の価値を見出す力を養います。さらに、地域資源を活かした「若者が住みやすくなるまちづくり」のアイデアを考えます。
森林活用×イノベーション
東京都の面積のおよそ4割は自然公園が占めており、3つの国立公園を有しています。豊かな自然環境を、東京都はまだ十分に活用しきれていません。本講座では、古くは「炭のまち」と言われたあきる野市の五日市において、中嶋材木店様の協力のもと、東京都における森林活用の可能性を見出します。
ヘルスケア×イノベーション
超高齢社会の日本において、医療費の高騰による国・自治体の財政悪化は避けられません。一方で、この状況を改善する医療・介護サービスは増加しています。本講座の主催企業である(株)東京山側DMCは、観光×健康増進がコンセプトであるヘルスツーリズムを推進しています。本講座では、八王子の高尾山においてヘルスツーリズムを体験し、地域資源を活かしたヘルスケアビジネスの可能性を学びます。
講座の流れ
各プログラムごとに実施の流れはやや異なりますが「イノベーティブな事業アイデアを考える」プロセスを学ぶ点は共通です。以下は12/15(日)「インバウンド×イノベーション」講座をもとにしたモデルケースの流れです。
まず、1日を共に過ごすチームメンバーで自己紹介を行います。ニックネームで呼び合うことで、チームの間で意見が出やすい雰囲気を醸成します。
イノベーティブなアイデアを産み出すためには固定概念から脱しなければなりません。良い雰囲気ができたところで「あたりまえを疑う」ワークショップを行います。
地域のスポットを巡るフィールドワークを行います。すれ違う人の声や周囲の様子を観察しながらメモに残します。
イノベーティブなアイデアを出すには「良い問いを立てる」ことが重要です。このワークショップではそのプロセスを学び、実践します。
まず、フィールドワークで観察した内容を「事実」と「解釈」に分けます。
次にインサイトを見つけます。「インサイト」とは、「普通じゃないけど面白い」「聞きなれないけど説得力がある」気づきのこと。
そしてインサイトに対応する「問い」を出します。「問い」は「○○を△△するにはどうしたらよいか」といった形の疑問文にすることで生成します。
いよいよ「問い」を解決するためのアイデアを考えます。強制連想法という手法を使い「シチュエーション」と「動詞」のマトリクスで、強制的にアイデアを考えます。
受講生の声
チーム制作の仕事において、チームワーク、メンバーの幸福度、成果という通常両立が難しい3要素を実践的に体験できた。大規模イベントの実行に関わることが多かったが、本講座を通じて企画にも興味を持ち、キャリアの可能性が広がった。また、「良い問いを立てる」というプロセスの重要性を学び、クリエイティブさと論理性のバランスの取れたフレームワークを習得できた。和やかな雰囲気の中で自然とコミュニケーションが活発になり、充実した学びの機会となった。
(インバウンド×イノベーション講座においては)観光客誘致の現場の悩みを当事者側の視点から見る体験、幅広い年代層で一つのテーマについて意見出しする面白さがありました。 様々な立場や経験の方と話をする機会があり良い刺激になりました。プログラムを「始める」最初の部分に立ち会うことができました。
講師紹介
大浦 史仁
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特任助教
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 2017年終了。
主な研究分野はシステムズエンジニアリングにおける設計者のコンピテンシー教育、システム設計時の概念モデル作成方法。2018年より特任助教として活動。主な担当講義は、システムデザイン・マネジメント序論、デザインプロジェクト、イノベーティブワークショップデザイン論。
櫻澤 裕樹
株式会社東京山側DMC 探究型自然体験学習スクール 校長
環境省生物多様性センターおよび地方環境事務所にて、全国の生物多様性関連調査や自然再生事業等の企画・調整業務に従事後、地元あきる野市に帰還。『みちくさの達人』と称して、環境教育系番組等の監修・出演など、各種メディアで発信中。大地といきものの不思議、多様性について楽しく学ぶ、東京山側探究型自然学習プログラムを提供している。
西川 佳克
株式会社東京山側DMC スクール講師 兼 アドベンチャートラベル・アドバイザー
筑波大学地球科学専攻で地形学や古生物による年代特定の研究に従事した後、地質コンサルティング企業でダム現場や法面工事に携わる。27歳で「生命とは何か」という問いに導かれ、30代後半には伝統仏教の寺院で役僧として修行を積み、当山派修験道も修了。現在は東京山側で持続可能な農業を推進。JR武蔵五日市駅近くの農地で、子どもたちへの農業体験プログラムを展開し、耕作放棄地の課題解決に取り組む。また、アドベンチャートラベル・アドバイザーとして、全国の自治体に対し、地域資源を活かしたツアー造成の支援を行っている。
足立 恭平
株式会社東京山側デジタル推進機構 代表取締役
同志社大学政策学部卒業後、大手コンサルティング会社、ベンチャーコンサルティング会社の新規事業部立ち上げを経て、フリーランスのITコンサルタントとして独立。大手EC企業の新物流拠点立ち上げや、大手専門商社による新規事業(ヘルスケアデータプラットフォーム)の立ち上げなど、様々なコンサルティング業務に従事。幅広い業界/多様なテーマのコンサルティングに従事してきた経験から、汎用性のあるプロジェクトマネジメントに強みを持つ。あきる野市へ移住後、東京山側でのデジタル化を推進したいという想いから、TYDI|Tokyo Yamagawa Digital Initiative 日本名:東京山側デジタル推進機構|を創業。
開催要項
日程・場所 | 地域の魅力を世界へ – インバウンド×イノベーション ■日程 12/15(日) 8:00~17:00 ■開催場所 東京都青梅市 御岳山 武蔵御嶽神社近辺 ■集合時間 午前 08:00 JR御嶽駅(〒198-0173 東京都青梅市御岳本町310) ※参考:JR東京駅からなら、6時1分発の電車に乗れば間に合います。 ※間に合わない場合、タクシーなど手配も可能ですので、ご連絡ください。 ■スケジュール 08:00~09:00:移動(JR御嶽駅→滝本駅→御岳山ふれあいセンター) 09:00~10:30:自己紹介、講義 10:30~12:30:フィールドワーク(武蔵御嶽神社) 12:30~13:30:ランチ 13:30~17:00:アイデアワークショップ 18:00~21:00:懇親会(青梅駅近辺にて。任意参加) ※フィールドワークの内容およびスケジュールは、状況次第で変更の可能性があります。 |
地域のヒトカネモノ不足を解決 – 地域資源活用×イノベーション ■日程 1/11(土) 9:00~17:00 ■開催場所 東京都あきる野市 JR武蔵五日市駅 近辺 ■集合時間 午前 09:00 五日市地域交流センター(〒190-0164 東京都あきる野市五日市412) ※参考:JR武蔵五日市駅から徒歩15分程度です。 ※早めに集合し、JR武蔵五日市駅からスタッフが案内することも可能です。 ■スケジュール 09:00~11:00:自己紹介、講義 11:00~12:00:フィールドワーク(阿伎留神社、田んぼ、秋川の清流など) 12:00~13:00:ランチ 13:00~17:00:アイデアワークショップ 18:00~21:00:懇親会(武蔵五日市駅前にて。任意参加) ※フィールドワークの内容およびスケジュールは、状況次第で変更の可能性があります。 | |
森林による価値創造 – 森林活用×イノベーション ■日程 1/18(土) 9:00~17:00 ■開催場所 東京都あきる野市 JR武蔵五日市駅 近辺 ■集合時間 午前 09:00 中村自治会館(〒190-0152 東京都あきる野市留原795) ※参考:JR武蔵五日市駅から徒歩10分程度です。 ※早めに集合し、JR武蔵五日市駅からスタッフが案内することも可能です。 ■スケジュール 09:00~11:00:自己紹介、講義 11:00~12:00:フィールドワーク(中嶋材木店様でのインタビューおよび見学) 12:00~13:00:ランチ 13:00~17:00:アイデアワークショップ 18:00~21:00:懇親会(武蔵五日市駅前にて。任意参加) ※フィールドワークの内容およびスケジュールは、状況次第で変更の可能性があります。 | |
高齢社会をチャンスに – ヘルスケア×イノベーション ■日程 2/8(土) 9:00~17:00 ■開催場所 東京都八王子市 高尾山周辺 ■集合時間 午前 09:00 高尾599ミュージアム(〒193-0844 東京都八王子市高尾町2435番3) ■スケジュール 09:00~11:00:自己紹介、講義 11:00~12:30:フィールドワーク(高尾山) 12:30~13:30:ランチ 13:30~17:00:アイデアワークショップ 18:00~21:00:懇親会(八王子駅前にて。任意参加) ※フィールドワークの内容およびスケジュールは、状況次第で変更の可能性があります。 | |
課題 | 学習効果を高めるため、各講座で事前課題と事後課題がございます。課題は申し込みいただいた後にお送りします。課題の進捗・達成状況は、講座の受講可否には影響しませんので、ご安心ください。 |
参加費 | 社会人:33,000円(税込) 学生:11,000円(税込) ※1プログラム 1名あたりの参加費です。 ※社会人学生の場合、社会人の区分でお支払いいただきます。 ※会場までの交通費およびツアー中の交通費(電車・バス)、食事代、懇親会参加費は含まれません。 特定商取引法に基づく表記 |
主催 | 東京山側 / TOKYO YAMAGAWA DMC – 東京山側DMC 代表:宮入正陽 〒197-0802 東京都あきる野市草花2974番地1 【お問い合わせ先】 info@fwness.com 株式会社東京山側デジタル推進機構 代表:足立恭平 〒190-0200 東京都西多摩郡檜原村790-2 (Village Hinohara内) |
共催 | 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 研究科委員長:白坂成功 〒223-8526 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 |
FAQ
- 子どもを連れての参加は可能でしょうか。
-
年齢などによりますので応相談ですが、基本的には可能です。小学生以下の参加費用は無料です。お問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。
- 講座について詳細な説明を知りたい。
-
説明会にご参加ください。
- 参加費用を教えてください。
-
以下の通りです。
社会人:33,000円(税込)
学生:11,000円(税込)
※1プログラム 1名あたりの参加費です。
※社会人学生の場合、社会人の区分でお支払いいただきます。
※会場までの交通費およびツアー中の交通費(電車・バス)、食事代、懇親会参加費は含まれません。
特定商取引法に基づく表記 - お支払い方法を教えてください。
-
Peatixまたは銀行振込です。
お申し込み
お申し込み方法
本講座への参加をご希望の方は、以下Peatixのページからチケットを購入してください。
- 地域の魅力を世界へ – インバウンド×イノベーション
- 地域のヒトカネモノ不足を解決 – 地域資源活用×イノベーション
- 森林による価値創造 – 森林活用×イノベーション
- 高齢社会をチャンスに – ヘルスケア×イノベーション
※銀行振込も対応可能です。お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせ
詳細に確認したい内容がございましたら、以下のフォームよりお問い合わせください。
あるいは、オンライン説明会へご参加ください。